後悔脳内 ~僕の頭の中を公開します~

失われた44年 通信と紙媒体に舵を切る ロックを追求

村田沙耶香 『コンビニ人間』雑感 |映画『ショーシャンクの空に』にも似た話 無機質で機械的な感じも... 

いわゆる“スクラップアンドビルド”

ワンルームマンションで1人暮らしをしていた...

 20代前半の頃、東横線の日吉駅から歩いて20分くらいの所にあるワンルームマンションで1人暮らしをしていた。駅までバスが出ているが、歩いて駅まで向かった。

 日吉駅まで歩いていく最中に、慶応義塾大学日吉グラウンドを横切って行くことになる。当時、僕はコンビニでバイトをしていた。

左手に「コーエー」   

 日吉駅を東口に出ると慶応日吉キャンパスとなっており、そこから綱島方面に街道を下っていくと左手にゲーム会社の「コーエー」があった。いまなら「コーエーテクモ」か。

 そこをもう少し下り、なだらかになってきたところに店舗があり、そこで働いていた。ただ、今はもうそのコンビニは無い。

 いわゆる“スクラップアンドビルド”だ。他の建物が建っている。

東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線(とうきょうとどう・かながわけんどう2ごう とうきょうまるこよこはません)は、東京都品川区西五反田から神奈川県横浜市神奈川区に至る主要地方道である。丸子橋交差点を境にして、五反田方面を中原街道、綱島方面を綱島街道と通称される。

東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線 - Wikipedia

家賃は6.5万円くらいだったかと記憶

 下田地蔵尊前というバス停の近くのマンションを借りて暮らしていた。家賃は6.5万円くらいだったかと記憶している。1996~1997年の時期にそこで生活を送っていたが、今の相場と比較しても、どうか。高いのか安いのか。

 それは、さておき、そのマンションももう無くなっていた。

 “スクラップアンドビルド”

 駐車場と民家となっていた。バス停も新しくなっていたか。

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下田地蔵尊前

 正直、コンビニのバイトも馴染んでいる気はしなかった。人付き合いもあまり上手ではなかったし、不器用。飽きっぽいことも由来してか、長くは続かなかった。

スクラップアンドビルド (スクラップアンドビルド)
スクラップアンドビルドとは2015年に第153回芥川賞を受賞した羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』という書籍で広く人に知られることとなった用語かもしれませんがWikipediaでは「老朽化した店舗や小規模店舗を閉店し、同じ商圏や地域で大規模の新店舗に置き換えること」と説明されています。

フランチャイズ業界においても為された事例が多く例えば、マクドナルドの原田泳幸元社長時代の2010年。2009年に3,715店舗あった店舗を3,302店舗にまで減らし、スクラップアンドビルドが行われました。(約410店舗の減少)

『スクラップアンドビルド』とは? | フランチャイズWEBリポート

火花 (小説) - Wikipedia

芥川賞に又吉直樹氏と羽田圭介氏 直木賞は東山彰良氏 :日本経済新聞

スクラップ・アンド・ビルド 単行本 – 2015/8/7 羽田 圭介 (著)

 『スクラップアンドビルド』をご近所のBOOKOFFで購入して来ましたので、読了後、感想を書いていこうかなと思っています(*‘ω‘ *)

映画『火花』予告   

火花 (文春文庫) 文庫 – 2017/2/10 又吉 直樹 (著)

1997年ひとりのドラフト注目選手がいた。高橋由伸

 話は、少し変わるが、冒頭からある慶応義塾大学日吉グラウンドに、脚光を浴びていたひとりの野球選手がいた。高橋由伸。

 ドラフトの注目選手として報道され、目にしない日など無かった。また、バイト先に向かう道すがらのグラウンドでも、高橋由伸と報道陣を見かけた様な気もするが、忘れた。

高橋 由伸(たかはし よしのぶ、1975年4月3日 - )は、千葉県千葉市中央区出身の元プロ野球選手(外野手・内野手、右投左打)・コーチ・監督。現在は読売ジャイアンツ球団特別顧問、野球解説者、野球評論家。

シーズン先頭打者本塁打NPB記録保持者(2014年シーズン終了時点)[1]。

妻は元日本テレビのアナウンサーの小野寺麻衣で、2児(2人姉妹)の父である。義妹に小野寺結衣がいる。

高橋由伸 - Wikipedia

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 高橋由伸 外野手 慶應義塾大学 入団
2位 川中基嗣 内野手 日本通運 入団
3位 山田真介 投手 上宮高 入団
4位 小田幸平 捕手 三菱重工神戸 入団
5位 田中健太郎 投手 松商学園高 入団
6位 中村善之 投手 新日本製鐵八幡 入団
7位 吉村将生 内野手 東海大学付属第四高 入団
8位 平松一宏 投手 JR西日本 入団

1997年度新人選手選択会議 (日本プロ野球) - Wikipedia

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慶応義塾大学日吉グラウンド

2016年村田沙耶香 『コンビニ人間』雑感


村田沙耶香さん『コンビニ人間』 芥川賞受賞記念インタビュー

村田沙耶香『コンビニ人間』で芥川龍之介賞受賞

村田 沙耶香(むらた さやか、1979年8月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。独身。
文学賞
2003年、『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。
2009年、『ギンイロノウタ』で第22回三島由紀夫賞候補。
2009年、『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞受賞。
2010年、『星が吸う水』で第23回三島由紀夫賞候補。
2012年、『タダイマトビラ』で第25回三島由紀夫賞候補。
2013年、『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞受賞。
2014年、『殺人出産』で第14回センス・オブ・ジェンダー賞少子化対策特別賞受賞。
2016年、『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞。

村田沙耶香 - Wikipedia

映画『ショーシャンクの空に』にも似た話

 “コンビニ人間”とあるように一部として組み込まれ、組み込まれることにより安心や心地よさを感じるとあった。

無機質で機械的な感じも...   

 コンビニと一体となる事での安心を重んじることとは、映画『ショーシャンクの空に』の話が似ている。

 無実の罪で服役することになってしまった銀行員の話だったかと思う。刑務所では不自由を強いられ、囚人はみな出所することを望んでいる。


ショーシャンクの空に (サウンド・トラック)

“コンビニ人間”になれない....

 ある老いた囚人が出所することに決まり、晴れて自由の身になるも、実社会とは決して自由な世界でも無ければ、あれほど望んだ自由も、スーパーで働くこともままならない。

 “コンビニ人間”になれない。

 苦悩の末に死を選ぶ。

 この老人は、刑務所の歯車としての方が安心や心地よさを感じられていたとなるし、劇中の演出も、確かにえげつないシーンもあったかと思うが、ゆっくりと時間が流れているようにも感じられ、囚人も穏やかに過ごしているかの錯覚もあった。

人の感じかたや心地よさも違うように思う

 刑務所と比較すると、怒られそうな気もするが、人の感じかたや心地よさも違うように思う。

 コンビニ内での描写も理が優位となっており、ロジカル。

 対して“ショーシャンク”の刑務所内で過ごす囚人は、確かに嫌なことは山ほどあったように思うが、どうもゆっくり過ごしているように映る。

AIで代用すると言った話にも通ずるような感じがした

 “機械仕掛け”とあったが、それは一部として組み込まれ、囚われることを意味している。また、それを心地よいと言っている。

 AIで代用すると言った話にも通ずるような感じがした。

 常に頭をフル回転させ、人の動きをもれなく拾おうとする様。また、音に反応する様などから、合図で動くロボットのようにも感じられたが...

脳内公開... 

 誰かが、すべての人みなマイノリティーなんだ!と言っていた。知ってる。いろいろ考えたあげく、そう思うようになっていたし、そう考えることで楽になれる事くらい知っている。ただ、それでも、マイノリティーすべてが楽になれるわけでも無い。

 ひとり、ひとりが違う事くらい知っている。それを理解して、そう生きようとしても上手くいかない。マイノリティーのなかのマイノリティーになる場合すらある。